どうも。オーストラリア在住のなおきです。
現在僕はオーストラリア3年目を迎えており、現地の学校でオーストラリア人、イギリス人、アメリカ人、その他たくさんの国籍の人たちと勉強し、職場では数人をのぞいてほぼオーストラリア人の中で仕事をしています。
最近ブログで色々と情報発信をし始めましたが、その中でもよく聞かれる質問がどうしたら英語を話せるようになるか。といったものです。
その質問に答えるべき、
- 英語を英語で話す感覚
- リスニング力を上達させる方法
- スピーキング力を上達させる方法
の3つに分けて、自分が実際にやった勉強法なども紹介しつつ解説して行きたいと思います。
オーストラリア在住の俺が英語を英語で話す感覚と方法を教えるよ。 - 広い世界を見るのだ。
今回はその中から
- リスニング力を上達させる方法
を説明していきたいと思います。
英語を"理解できない"と"聞き取れない"の違い
英会話学習者は英語を理解できない。聞き取れない。とよく言います。しかしこの2つは全く意味が違ってきます。リスニング力を高めるためにもまず自分が英語を理解できないのか、それとも聞き取れないのかを知る必要があります。
英語を理解できない
英語を理解できない。というのは英語を聞き取ったときに、それを文字に起こしたとしても理解できないことを言います。要するに、英語そのものを理解できないことを言います。
英語を聞き取れない
英語を聞き取れない。というのは英語を文字に起こせば意味を理解できるが、会話になると理解できない。つまり聞き取れない。ということを言います。
まずは自分がどっちの状況なのか理解する
まずは自分がこのどちらの状況なのか理解する必要があります。それによって勉強法は変わってきます。1度簡単な海外のドラマを英語字幕なしで見てください。最初はもちろん何も理解できないと思います。そして次に同じストーリーを英語字幕ありで見てください。
そしてリスニングに集中しなくて良いので、ひたすら字幕を追って見てください。ネットでスクリプト(台本)を検索して見るのでも構いません。
それをやったときに5割以上理解でき、ストーリーの内容を理解できればそれは聞き取れていないだけなので、リスニングの勉強へ移りましょう。細かい表現やジョークなどが理解できないのは気にしなくて結構です。海外のドラマのジョークは結構文化的なこともそうですが、テレビ番組、有名人、音楽など実際にその国のことを知らないと理解できないようなものもたくさんあります。
これで5割以下しか理解できず、ストーリー自体もよくわからない人はリスニングの勉強の前に単語力や文法を勉強する必要があります。語学の5割は暗記です。残りの5割がスピーキングやリスニングなどの実践になります。中学レベルの単語や文法を最低限理解してないと、喋る、聞き取るは不可能に近いです。
英語を聞き取れない理由
英語に慣れていない
まず英語に慣れていないから。これに尽きます。英語を聞いたこともなければ、使うこともない状況で英語を聞き取れるわけがありません。
英語の音を聞き取れていない
英語を聞き取れない理由として英語に慣れていないという他にも、英語の音を聞き取れていない。というのがあります。
英語には日本語には存在しない音があります。例えばRとL、BとV、TH などが有名です。
他にも英語は単語の音が会話になると、音が変わります。例えば、日本人にも馴染み深いもので言えば
check it out
これは単語ひとつひとつを発音すれば
チェック イット アウト
となりますが、実際には
チェケラウト
のように発音します。このように文字の終わりの音と次の文字の最初の音が重なったりして発音が全く変わってしまうのが英語です。この変化は無限にあり、人によっても微妙に変わってきたりします。
これは学習して知識に入れてたとしても、その音自体を聞き取れないと理解することはできません。音を聞き取るにはそれを聞き続けるしかありません。
日本でも田舎に行くとイントネーションが違って訛りすぎて聞き取れないことがあります。僕も実際宮崎に住んでいたとき、職場のおじちゃんの言葉が訛りすぎてて本当に聞き取れませんでした。けど、3−4ヶ月も一緒に働いていたら最後には何も苦もなく聞き取れるようになりました。
英語を聞き取れないというのは全くこれと同じことです。文字にして理解できるなら、会話で理解できないのは音を聞き取れていないだけなんです。
韓国人の英語が聞き取りやすい
ワーホリや留学に来ると、ネイティブやヨーロッパ圏の人の英語は理解できないのに韓国人や他のアジア圏の英語は理解できるという日本人たくさんいます。これは母国語の発音が日本人、韓国人その他のアジア圏は似ているので、英語の発音も似てくるからです。
英語を聞き取れないのは音に慣れていない、知らないからだ。
と前述しましたが、発音される音が似ていれば、それが英語でも簡単に理解できます。これは英会話を勉強していき、アジア圏の人と英語で話すことがあれば実感するはずです。
英語を上達させる方法
さあ、ここから本題に入ります。どうやってリスニング力を上達させるか。これはぶっちゃけ英語を聞き続けるしかありません。
英語を聞いた時間=リスニング力
です。英語に慣れていなければ、英語を聞きとれるようになることは一生ありません。
もうひたすら聞き続けてください。
そこで僕が実際にやって1番良いと思っている方法は海外ドラマを見るのです!これ実際、いまでもずっと続けています。
なぜ数ある教材の中で海外ドラマをお勧めするかは別記事でもまとめているので、興味があればご覧ください。
【英語学習】英語力を伸ばしたかったら絶対にHuluを活用するべき6の理由 - 広い世界を見るのだ。
ここで1番重要なのは英語字幕にすることです。
日本語字幕で見ても意味ありません。最初はしんどいかもしれませんが、英語学習だと割り切って頑張ってください。
そのためにも海外ドラマがお勧めなんです。英語を全て理解できなくてもコミカルな雰囲気やジャスチャーだけでも笑えるようなシーンがたくさんあります。
楽しい。と思えることは1番の継続できる理由です。
英語字幕を見ながら、発音も気にしてください。何度も何度も聞いてるとその単語がどのように発音されているか、その英単語が文章の中でどのように音が変化するかわかってきます。
慣れてくれば、字幕なしでも挑戦して見てください。あとは聞き続けるだけです。
まとめ
最初はなかなか理解できなくて飽きてしまうこともあると思いますが、リスニングは聞いた分だけ上達します。逆に聞かなければ一生上達しません。
リスニング力が高い人はそれだけ長い時間英語に携わってきた証です。
諦めずに継続して勉強して行きましょう!
したっけ!!