広い世界を見るのだ。

北海道札幌市出身。大学在学中にオーストラリアで2年間のワーホリを経験し、広い世界で自分らしく生きたいと思いオーストラリアへ移住を決意。現在、調理の勉強をしながら永住を目指している。誰よりも英語を喋れなかった自分だからこその英語学習のアドバイスを中心にオーストラリアの情報を発信する。

行く前に見て欲しい!ワーホリを成功させる6つの秘訣

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どうも、オーストラリア在住のなおきです。

 

僕は21歳の時に、大学を2年間休学してオーストラリアでワーホリをしました。その過程でたくさんの悩みや不安を抱える時間もありました。ワーホリは全てが自由です。学校にも行けるし、働くこともできるし、何もせず滞在することもできます。

 

しかし、その自由がありすぎるせいで、周りの雰囲気などに流されてしまい自分が思い描いていたワーホリと違う時間を過ごしてしまう人が多いのも事実です。

 

そこで今回2年のワーホリを終えて、現在永住を目指している僕の経験からワーホリを成功させる秘訣を6つ伝授いたします!これからワーホリを考えている人の手助けになれば嬉しいです。

 

 

1.ワーホリというものをしっかり理解する。

まず最初に絶対してもらいたいのがワーホリというものが何なのかを理解することです。ビザの概要を理解しろというわけではありません。ワーホリというものが日本でどのように捉えられていているかを理解しなくてはいけないということです。

 

日本ではワーホリというものはキャリアのステップアップとしては受け取ってもらえません。あくまでホリデーが主体であると感じられている部分が未だにあります。

 

その理由としてはワーホリを成功させて有意義な時間を過ごして、その経験を日本に持ち帰ってその後の人生に還元できている人が少ないからです。ワーホリに出た後日本で働く場合、それが足かせになることもあります。

 

ワーホリで色んなことに挑戦すればその経験が人生でマイナスになることは絶対にありません。しかし、ただ目的もなく現実逃避のような意味合いでワーホリに行くだけではただ海外でフリーターをしているだけというのも事実です。

2.帰国後の自分をしっかりとイメージする。

 

ワーホリは長くても2年間が最長です。その後は、日本の社会に戻って今まで通り日本で働いてかなくてはいけません。

 

その時に、ワーホリの経験を生かすためにも帰国後の自分をしっかりイメージしてどのようなことをワーホリでするか逆算する必要があります。もちろん、予定通りにいかないのが人生ですし、ワーホリ中に色んなことを経験してやりたいことが変わることもあります。

 

ただ帰国後のイメージを持っているということはワーホリ中の目標を立てれるということに繋がります。帰国後のイメージがなく、目標が立てれないとただ時間と周りに流されるだけのワーホリになってしまいます。

 

1年、2年働かないでただ海外にいたと思われないためにも、ワーホリというものが日本でどのように考えられているかを理解し、帰国後自分がどのように過ごしたいか。そのために自分が何をワーホリで得たいのかを考えてください。

 

3.自分にとってのワーホリの成功は何かを考える。

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ワーホリは100人いれば100通りのワーホリの形があります。その人それぞれにワーホリの成功は違って来ます。

 

英語力を上げたい人もいれば、ただ楽しい思い出を海外で作って帰りたい人もいますし、サーフィンのレベルをひたすら上げたい人なんかもいるでしょう。オーストラリアの広大な土地を車で1周したり、お金をひたすら貯金したいなど人それぞれ、成功の形は違います。

 

だからこそ改めて、1年後自分がどうなってたら、このワーホリは成功だったな!と胸を張ってに日本に帰国できるかを考えましょう。

 

4.ワーホリ中の目標を明確にする。

 

ワーホリを成功させるために1番大事なことは目標を明確にすることです。例えばワーホリの目標がサーフィンをうまくなる。とか1年間海外でただ暮らす。だけならそれに没頭すればいいです。

 

しかし、多くの人が掲げる1番ダメな目標は英語力をあげる。ということです。

これを目標にしている人は確実につまずき、悩みます。なぜならこれは目標として明確さに欠けるからです。目標を明確にするというのはゴールを作るということです。英語力にゴールはありません。

 

僕はいま3年目を迎えて現地のレストランでオーストラリア人に囲まれて働いて、現地の学校でオーストラリア人たちと勉強をし、仲の良い友人はイギリス人なんて状況で生活していますが、自分の英語力に満足したことはありませんし、日々英語力の足りなさを実感する毎日です。10年住んでも英語力に満足しない人はたくさんいます。そのくらい第二言語を身につけることは難しいのです。

 

全く喋れない自分が想像している英語ペラペラというのは相当ネイティブに近いものを想像している人がほとんどで、1年、2年のワーホリでネイティブ並みに喋れるようになるのは99パーセント不可能です。

 

漠然と英語を喋れるようになる、ペラペラになるというの基準が曖昧すぎてそれを達成することもできず、そもそも何を頑張ればいいのかもわからなくなってしまいます。

 

そうならないためにも

 

なぜ英語が必要なのか。

そのためにどのレベルの英語力が最低必要なのか。

その英語力をどう証明するのか。

 

をしっかり考えましょう。ここで重要なのは抽象的な答えにしないことです。仕事や就職に活用したいならば、TOEICの点数を目標にしたり、点数や資格に興味がないならばローカルのお店でウェイターとして半年間勤めるなど明確なことにしてください。

 

目に見えるゴールを設定しないと確実にモチベーションは続きません。

  

自分の目標をしっかりと明確にすることでワーホリ中周りに流されることなく、モチベーションをしっかり維持して過ごすことができます。

5.最低限の英会話力をしっかりと身につけておく。

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それぞれにどんな目標を持ってるにせよ、海外で生活する以上英語は話せれば話せるほどワーホリは充実して行きます。

 

英語なんて行けばなんとかなる。と思ってる人はたくさんいると思います。僕もその1人でした。なんとかなりません。なんとかなったとしても相当回り道をすることになり、お金も時間も無駄に浪費してしまいます。

 

最初の3ヶ月は語学学校に通うから大丈夫。と思ってる人!最低限の英語力がない多くの日本人は1番下のElementary class にいれられます。ここで何を学ぶかと言うとA,B,Cから始まり、Be動詞を学びます。つまりThis is pen.と同レベルのことを学ぶのです。

 

中学校でやる誰もが知ってることを、英語の全く喋れない日本人や韓国人だけがいるクラスで週3-4万も払い英語で勉強するのです。相当お金と時間の無駄です。こんなくだらないことはありませんが多くの日本人がここからスタートします。

 

理由は簡単です。最低限の英語力がないからです。大学まで行ってる人は最低限の英語力はすでに身についてます。ただ、多くの日本人が最低限の英会話力を持っていません。

 

僕が初めてオーストラリアに来た時、同じ日に2人の日本人がいました。1人は確か上智大学かどこか有名大学出身でした。その子のクラスのレベル分けテストは6割ほど取れていたにも関わらず、英会話チェックのインタビューで1つも答えられなかったせいでelementary classからスタートしていました。

 

その子は短期留学できていたそうで、結局そのクラスでそのまま留学を終えていました。彼女は50万以上の大金を払い、オーストラリアまできて、日本人や韓国人たちとbe動詞や動詞の過去形などを勉強して帰りました。

 

アホらしいですよね?そんな風にならないためにも、最低限の英会話力を日本で身につけてくることをお勧めします。僕が実際にやって1番お勧めするのはオンライン英会話です。こちらの記事で詳しくまとめていますのでよければご覧ください。

 

オンライン英会話は語学留学、ワーホリ前の英会話初心者にこそオススメ! - 広い世界を見るのだ。

6.十分な貯金をしておく。

ワーホリはくるだけなら100万も入りません。僕は90万ほどで来ました。しかし、お金の問題というものは想像以上にストレスが溜まるものです。

 

それが異国の地でお金に困るとストレスが半端なくなって留学どころではなくなってしまいます。まずせっかくオーストラリアまで来たのに、お金が理由でやりたいことをできないというのは本当に勿体無いです。

 

僕も一度残金が5ドルまでなったことがあり、本当に苦しい時期もありました。そのせいでローカルの仕事を探す時間も余裕もなく選択肢がないので日本食レストランで働いていた時期もあります。

 

そうならないためにも少しでも多くの余剰資金を用意してください。ワーホリに来る予定を1ヶ月遅らせて、1ヶ月分の貯金を増やして来るだけで相当こっちに来てから気持ち的に余裕を持って生活できるでしょう。

 

 

いかがでしたか?

ワーホリでしっかりと目標を設定して準備をして来た人はとても有意義な時間を過ごして帰国します。その人たちは英語力はもちろん、その過程で経験したことすべてをしっかりとその後の人生に還元し、生活しています。しかし、そのように過ごせている人はほとんどいないのがワーホリの実態でもあります。

 

そうならないためにもしっかりとワーホリ後をイメージし、ワーホリ前の準備を怠らないようにしてください。

 

そうすればきっと今後の人生に影響するような実りのある時間を過ごせるはずです。

 

 

したっけ!!!