広い世界を見るのだ。

北海道札幌市出身。大学在学中にオーストラリアで2年間のワーホリを経験し、広い世界で自分らしく生きたいと思いオーストラリアへ移住を決意。現在、調理の勉強をしながら永住を目指している。誰よりも英語を喋れなかった自分だからこその英語学習のアドバイスを中心にオーストラリアの情報を発信する。

オーストラリアのカジノで40万勝ったけど0円になった話。

 

どうも、オーストラリア在住のなおきです。

 

日本でもついにカジノが認められ、新たなエンターテイメントがスタートします。海外でカジノは日本人が思っている以上にカジュアルで老若男女限らずみんなが遊べるところになっています。そのオープンな雰囲気のおかげで数千円の少額で遊ぶこともでき、旅行客にも人気です。

 

僕が住むオーストラリアにもたくさんのカジノがあり実は僕も一度カジノで大勝負したことがあるんです。

 

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 カジノで勝つ夢を見る。

あれは僕がオーストラリア滞在1年目にブリスベンから電車で1時間半ほどの場所でwwoofをしていました。

最寄りの駅まで車で15分、バス停まで徒歩で30分、家の庭にカンガルーが出るような家に住んでいたときのお話です。僕はある朝、素敵な夢とともに起きました。

 

僕『聞いてやーカジノで大勝ちする夢みたんだわー良い夢だったわー。』

友「直樹さんそれ、正夢じゃないっすか?」

 

全ては一緒に働いていた仲の良い日本人の友人の一言がきっかけでした。

 

1時間後には、僕らはブリスベンに向かう電車の中でカジノで大勝するための作戦会議を行っていました。

 

 

カジノに行くぞ!

 

ブリスベンについた僕らはカジノに行くには正装しなくてはと、まずはショッピング。襟付きのシャツと黒の靴を買い、腹ごしらえを済ませれば、すでに100ドルの出費

しかし、なぜか必要経費だ!と僕らは気にも留めることなく、いざ初カジノに出陣!!

気持ちはオーシャンズ11のブラッドピット。

 

作戦はこうだ。

なけなしの2人の金を合わせた1000ドル。これをなんとかブラックジャックで、2人で倍にし、2000ドルまで増やし、赤黒のルーレット一点張りで4000ドルにし、1人1500ドル勝ち。

 

作戦とも呼べない作戦を1時間半かけて考えた僕らはなぜか必勝法を編み出した気になり、なんとかの部分をどうするかを話し合おうことはなかった。要するにただの運任せのギャンブルをするってこと。笑

 

It`s Show Time

ついに僕らはカジノに入店。厳重なボディチェックとIDチェックを行いなんとか最初のミッションはクリア。

が、いざカジノに入ると、雰囲気に圧倒されろくに英語も喋れない僕らはブラックジャックなどの遊び方もわからず、居場所を失い、完全にビビってしまった。このチキンの状態ではブラックジャックで戦えないと感じた僕らは再度作戦会議。

 

 

作戦はこうだ。

ルーレット一点張り2連ちゃんで4000ドルにしよう。色は情熱の赤。

 

 

完璧な必勝法を編み出した僕らはついにルーレットの台へ向かい、情熱の赤に全てを託すことを誓い、初のギャンブルをスタート。。。。。。。

 

台についた僕らはまずは1000ドルを換金し全てをチップに。チキンと言う名の慎重な僕らはすぐにプレイするはずもなく、覚悟ができるのを待つ。何ゲームか見て、流れを理解したところでついに僕らは動き出す。さあ勝負だ。IT`S SHOW TIME!!

 

金髪の姉ちゃんが球を飛ばしてルーレットスタート。換金した約10万円分のチップを全て赤にぶち込む。あとは神に祈るだけ。答えは全ては神のみぞ知るこの世界。

 

玉が徐々に失速していく。遠心力がなくなった玉はまるで最初からそこにあったかのように静かに赤色の中へ吸い込まれて行った。

 

僕らはとんでもないデカイ声で叫んでしまった。球は見事赤色の数字の中に入り、見事初ギャンブルを勝つことに成功。倍の2000ドルになって返って来た。

 

喜んだのも束の間、僕らはまだ帰ることはできない。ミッションは2連続で勝つこと。やっと折り返しだ。次はこの倍になった2000ドルを全て赤にぶち込まなくてはいけないのだ。

 

なぜかはわからない。しかし勝つ気がした。僕らは次のゲームで何の躊躇もなくもう一度赤に全てをぶち込んだ。さっき叫んだせいでギャラリーが少しできており、歓声が上がった。

 

玉は先ほどと同じように失速し、同じような軌道で吸い込まれて行った。

 

 

 

 ミッションコンプリート!が、しかし。

 

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何と!!見事2連チャンで勝利を収めた僕らは4000ドルを持ってカジノの前で記念撮影!!

 

正夢になった、あの瞬間の興奮はとんでもなく、このままカジノにハマってしまうんではないか。仕事をやめてギャンブラーとしてやって行くのはどうだ。そうだ、世界中のカジノを回る旅に出よう。旅費は全てカジノで稼げばいいんだ!次はマカオかベガスかとりあえずオーストラリアのカジノ制覇を!などと本気で考えていたとき。

 

 

「直樹さんもっかい勝ったら80万っすよ」ざわざわ、ざわざわ

 

 

全ては一緒に働いていた仲の良い日本人の友人の一言がきっかけでした。

 

 

 

一点張り、二連勝でカジノを沸かせ、ギャラリーたちと抱き合ったあの台に僕らは戻って来ていました。それを見たギャラリーたちは笑いながら僕らの元へ再度集結し、ルーレットはスタートしました。みんなが肩を抱き合い、手を繋ぎ、願いを託す。毛むくじゃらの汚いおっちゃんと手を繋いでいたことも気にならないほどに熱気がその台を包みます。

 

「RED!RED!RED!RED!RED!」

 テーブルは赤コールに包まれました。

 

 

いけ!いけ!みんなが俺の背中を押してくれる!あらゆる障害!不平等!不平不満、全てを乗り越えて俺は勝つんだ!こい!こい!こいーーーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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家に帰ってルームメイトが作ってくれたスープはとても優しい味がしました。

 

 

 

 

いかがでしたか?

今回の教訓は引き際は肝心!けどカジノ自体はとても楽しいですよ。くれぐれもハマりすぎることなく、無くなってもいいお金でカジノ体験をして見ましょう!楽しいワーホリ生活を!

 

www.naokihagenki.com

 

 

したっけ!!