広い世界を見るのだ。

北海道札幌市出身。大学在学中にオーストラリアで2年間のワーホリを経験し、広い世界で自分らしく生きたいと思いオーストラリアへ移住を決意。現在、調理の勉強をしながら永住を目指している。誰よりも英語を喋れなかった自分だからこその英語学習のアドバイスを中心にオーストラリアの情報を発信する。

大好きな日本を出てまで海外に永住しようと思った理由

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どうも。オーストラリア在住のなおきです。

僕は今現在調理師としてローカルのレストランのキッチンで働きながら学校に通いオーストラリアで永住を目指しています。

この先どうなるかわかりませんがなぜ僕が日本を出てオーストラリアに永住しようと思ったかを書きたいと思います。

 

日本が嫌いなわけじゃない。僕は日本が大好きだ。

よく日本が嫌いで海外永住した。という人がいますが僕は日本が大好きです。

日本食は世界で1番うまいし、自然も都会もあり、歴史があり、友人家族も住んでいて、自分の文化と言葉があります。

よく日本はダメだ、海外がすごく良いなんて言う海外永住者がいますが、完璧な場所などどこにもないと思っています。オーストラリアも豊かで平和な国ではありますがもちろん嫌なところはあります。同じように日本にも悪いところがあるのは当然です。

 

『ユートピア』の言葉の意味はギリシャ語でどこにもない場所という意味だそうです。

 

日本が好きなのにそれでも日本を出ようと思った理由

日本の労働環境で働きたくなかった。

これが理由としては1番大きいです。日本の悪いところとして労働環境の悪さは絶対に切り離せれない問題です。長時間労働、有給未消化、飲み会の強要、ハラスメント、よくわからない風習。

日本の企業に勤めることにネガティブな気持ちがずっとありました。もちろんそうではない企業が存在するのも理解しています。

ただどの会社も求人情報には良いところしか載せませんし、入社してみないとどうかはわからないなんて、くじ引きを引く気にはなれませんでした。

 

ワーホリではありますが、オーストラリアでの働き方を見聞きしてしまったあとはどうしても日本の働き方に納得できませんでした。

社会人として楽しく過ごしている自分を想像できなかった。

休学して2年卒業が遅れたので周りは全員社会人でした。もちろん先輩などもいますので、たくさんの話を聞く機会はありました。だけどそこで、友達から社会人が楽しい!!という話を聞くことはあまりありませんでした。

 

学生の頃は『あんなことしたい、こんなことしたい!

 

なんてよく語ってたけどそんなことを話すこともなくなり、話す内容は愚痴か、中身のないくだらない話か、女の話くらい。

会社に不満を持って、週末の飲み会を憂さ晴らしに楽しみに過ごしている光景はあまり魅力的には映りませんでした。

今年の目標は有給をとる!なんて友人もいて、それ法律で保証されてることなんじゃないの?なんて思いながら日本で働いて社会人として楽しく過ごせる自分が想像できませんでした。

東京に住みたくなかった。それならどこも一緒な気がした。

僕は小中高大全て札幌で過ごしたので札幌を出たい気持ちがありました。けど東京のような大都会には住みたくなく、日本国内で地方に住もうとも思ったんですが、その場合札幌との直行便がなく時間がとてもかかり(実際宮崎に住んでいた時door to door で9時間ほどかかりました)、年に1回地元に帰るだけなら、オーストラリアに住むのも日本の田舎で友達も誰もいないとこに住み始めるのって大差がないのでは?と思うようになりました。

 

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オーストラリアは時差はなくLCCで往復10万くらいで行けて、ゴールドコーストから東京で10時間くらいだけど夜行便もあるから寝て起きたらついてるのかー。なんて思ったらそんなに大差がない気しました。

 

(実際は大差ありますけど当時はそう感じていました。笑)

 

 

自分の幸せな生き方を知っていた。

まずそもそも大企業に勤めて、バリバリ働いて、キャリアを築いて、お金を稼ぐ。そして良い車に乗って、良いスーツに身を包み、華やかなみんなから羨ましがられるような人生より、

 

 お金持ちではなくても海辺に住んでて、朝サーフィンに行って、仕事に行って、6時には家に帰り大好きな家族と晩御飯を食べて美味しいお酒を飲みながら自然の近くで暮らしたい。

休みの日には家族みんなで海に行き、魚を釣ってそれを庭でBBQして昼間からビールを飲みたい。子供が育ったら奥さんと2人でキャンピングカーで旅に出たい。

 

なんて将来を夢見ていました。

大企業で出世を競って、毎日消耗しながら働く人生は自分が求めている人生ではない。

ってことを知っていました。

 

そう思った時に、オーストラリアならそんな生活ができる気がしました。

結局はこっちの方がワクワクした!

そんなネガティブな感情がある中で日本で就職して生きていくのと、

苦労しながらもオーストラリアに永住し、ゆっくりとしたマイペースな生活をビーチの近くで過ごしながら、年に1回大好きな日本に家族を連れて里帰りするのを想像した時に

オーストラリアで生活している自分を想像した方がワクワクしてきました。

自分の気持ちに素直になった結果、就活をすることもなくオーストラリアに戻ってきました。

 

失敗しても大丈夫。後悔はしたくない。

日本ではもう26歳なんてみんな言いますがオーストラリアではまだ26歳ってみんなが言います。

正直ビザに関してのことなんでこれからどうなるかはわかりませんが、もし失敗したって大丈夫。一生懸命やってれば何かしらの新しい道が開くし、そもそもどうなるかわからないって、人生そのまんまじゃん!

ただ1つだけ確かだったことはこのワクワクを無視して挑戦せずに日本で働いた場合絶対いつか後悔する。何か嫌なことがあった時にあー永住してれば。なんて言い訳は絶対したくないし、そんな風には生きたくないです。

 

少なくとも今はこの選択に何も後悔していませんし、毎日目標に向かって頑張っています。

 

自分の選択に責任を持つ覚悟もできているので成功すれば褒め讃えてください。失敗して夢が破れれば、だから無理って言ったべやって笑ってください。

 

したっけ!!