広い世界を見るのだ。

北海道札幌市出身。大学在学中にオーストラリアで2年間のワーホリを経験し、広い世界で自分らしく生きたいと思いオーストラリアへ移住を決意。現在、調理の勉強をしながら永住を目指している。誰よりも英語を喋れなかった自分だからこその英語学習のアドバイスを中心にオーストラリアの情報を発信する。

オーストラリアでヒッチハイクして友人たちと大喧嘩になった話

 

日本で旅をしてた時にも何度かヒッチハイクをしていました。意外と乗せてくれる人がいるもので足代は浮くし、色んな出会いがあって楽しいものです。

オーストラリアでワーホリ中に一度だけヒッチハイクをしたことがあります。

よし!ヒッチハイクをしよう!と旅に出たわけではなく友達とぷーるアトラクションに行こうとした時の話です。

 

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ここです。楽しそうでしょう?ブリスベンからでも車で行ける距離でサンシャインコーストにあります。

Aqua Park Coolum 

 

よし!みんなで行くぞ!プールアトラクション!

 

めっちゃ楽しそう!明日行こう!って突然行くことが決定し、ろくに行き方を調べないまま朝集合してNOOSA HEADS からバスに乗り込みました。メンバーはスペイン人とフランス人とチェコ人と俺の4人。

 

バスの運転手に確認して、乗ること30分くらいして着いたよと降ろされた場所には何もなく、そこからさらに1時間以上歩かなくていけませんでした。そんなこと知らなかった僕たちは途方に暮れ、とりあえず北に向かって歩き始めました。

 

よし!ヒッチハイクをしよう!!

 

そうだ!ヒッチハイクをしよう!!と言い出したのはスペイン人。

無理に決まってるだろうと言うチェコ人

なぜかテンション上がってもう親指立ててるフランス人

よし、俺のヒッチハイクエピソードを聞かせてやろう。と喋る俺。

 

1分後にはみんなでヒッチハイクをしていたのだが、書くものも何もないから手をあげるしか方法がなく、作戦会議の結果笑顔を忘れないようにと言う話になった。

 

道路に縦に1列に並び、車が通るたびにみんなでニッコリ。

とても異様な光景だったであろうことは容易に想像つく。

 

 

まず4人も車に乗せれる車なんてなかなか走っているわけもなく、当然止まることはない。

そんな時に俺はとても有益な情報を思い出した。それはオーストラリアではヒッチハイクをする時に親指をあげてグーってポーズはしないで、歩きながら人差し指で道路を指差すのがヒッチハイクの合図なんだとかって話を昔オーストラリアのおじさんから聞いたのを思い出した。

 

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こんな感じで道路を指差してました


 

すぐにそれを実行してもなかなか車が止まってくれずチェコ人が飽きてしまってポーズをしなくなりました。すでに上の写真でもしてない笑

ちゃんとやれよ!プールに行けないだろう!と怒り始めるスペイン人と

無理だから。って言ってるチェコ人

これはこれから起こるビックファイトの予兆であったのだろう。

 

救いの手はあるもんだ!!

 

その後もなかなか止まらずみんな諦め掛けていた時、ちょうど赤信号で一台の車が目のまで止まった。その車は窓を開けており目が合いました。

 

「....hi」

『...hi』

「how are you」

『not good』

「what are you doing」

『hitchhicking』

「where to」

『pool』

 

なぜかこの会話だけでこのおじさんにプールまで送ってもらいました。

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左からスペイン人、フランス人、チェコの友人たち

その後はみんなで仲良くプールアトラクションを楽しみ、仲良く帰宅することに。そうもちろん帰りもヒッチハイクで。。。。そして事件は起きる。

 

 

友人たちと大ゲンカ

 

駐車場でヒッチハイクをしようと言うスペイン人

恥ずかしいからやめろと言うチェコ人

こいつらいつも喧嘩してんな。

 

お前らはどう思う??と流れ弾をくらい、ここでしようと言うフランス人と

家族でみんな来てるから、ここの車には乗れないから道路でヒッチハイクをしようと言う俺で

 

スペイン人フランス人VSチェコ人日本人

 

みたくなってしまった。

結局道路でヒッチハイクをすることになったのだが、歩いてもなかなか大きな通りには出ることができずに

 

だからあそこでやってればよかった。とブツブツ言う2人についに俺らは

もう過ぎたことだろ嫌なら戻れ!!と怒鳴ってしまい

それに対して

じゃあお前らはこれからどこでヒッチハイクすんだよ!車なんて通ってねえだろ!

 

だからってあそこでやっても家族できてる車だから乗れないだろう!

 

別々に乗ればいいだろう!

 

 

と結構な怒鳴り合いに発展。

 そのあと10分ほど敵チームとは会話がなくなり、ピリピリした雰囲気に。

 

しかし救いの手はあるもんだ!!

 

昼から何も食べていない俺らは空腹で相当疲れが見えてきた。

徐々に日没も近づきこのままでは家に帰れなくなり野宿するのではとみんなに焦りが見えてきた。

このまま仲違いをしたままでは全滅だ。なんて思った時に奇跡が。

 

なんと俺らチームしか水を持っていなく、逆に向こうのチームはチョコと食べかけのパン菓子みたいな食料を持っていたのだ。(良くみると一枚目の写真でフランス人の男

パン菓子手に持ってやがる。笑)

 

そこで俺らは均等に4頭分することで仲直りに成功したのだ。俺が悪かった。いや俺が悪かったんだよと各々に抱き合い、仲直りをしこの窮地をどうみんなで乗り越えるか作戦会議になった。

 

食料は4等分にし、好きなタイミングで食べれることに、水は15分に一回のペースで一口ずつ飲めるように

となぜか真剣なルールを決め仲直りした俺らはまた歩き出した。この時の俺らはなぜか砂漠のど真ん中で遭難した気分でした。1時間半も歩けば着くには着くのに。けどこの時は結構真剣でした。笑

 

 

 

そしてなんとか帰りもヒッチハイクに成功!

 

その後はみんなで仲良く歩きながら、

女の子に大事なのはお尻かおっぱいかの話で30分ほど口論になる小さなハプニングがありながらもなんとかヒッチハイクに成功。

 

ちなみにこの時は

お尻のスペイン日本VSおっぱいのチェコフランスでした。笑

 

 

地元のオーストラリア人の若いおにいちゃんに近くのバス停まで乗せてもらい、ふと気になった質問を投げかけてみました。

 

「なんでオーストラリアって道路指差すの?ヒッチハイクの時」

 

『いや聞いたことないな、初めて聞いたよ。正直に言うと4人して道路を指差してるからなんか危険なものがあるのかと思って止まったんだよ。』

 

。。。なおき!!!!今まで車止まらなかったのお前のせいだろう!!!ふざけるな!!

 

知らないよ!オーストラリア人の人が言ってたんだから俺のせいじゃないわ!

結果指差しでこの車止まったんだから感謝しろ!!

 

ふざけるな!!

 

なんて感じで仲良く無事帰宅できました。

 

 

男同士のすぐ喧嘩するけど、すぐ仲直りできるところや、あほなところって国籍関係なくみんな一緒なんだなって思った体験でした。

 

ただ、外国人はやっぱり自分の意見をすごくストレートに言います。おかしい。違う。こうした方がいい。と自分の意見をすごくしっかり言いますし、言われることで衝突はしますが関係が崩れることはなかなかありません。

意見をしっかり持つこと、それを伝えること。自分とは違う意見をストレートに言われるのでそれを受け入れる柔軟性なんてのもワーホリで得られる能力の1つかもしれませんね。

 

 

したっけ!!!!!!!!

 

 

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