ワーホリや学生でオーストラリアに長く滞在する場合、日本のように賃貸を借りたりすることはあまりなくシェアハウスが一般的になります。
2年間のワーホリで10のシェアハウスに滞在した経験を元にオーストラリアのシェアハウスを徹底解説していきたいと思います。
シェアハウスの相場
オーストラリアでの一般的なシェアハウスの相場を解説していきます。
オーストラリアでは基本的に家賃は週払いになります。
街の中心では3人部屋、リビング住まいなどでお金に余裕のない留学生たちが住むような格安の場所も見つけることができます。街の中心でもアパートメント以外にも一軒家のシェアを見つけることはできますがやはり、サイズは小さくなります。郊外や田舎に行けば行くほど一軒家をシェアするスタイルが主流になるので、オーストラリアらしい平屋の庭が広くバーベキュースペースのある家を探せるチャンスが増えるでしょう。
街の中心
オウンルーム 160-200ドル
ルームシェア 2人部屋 120-130ドル
3人部屋 100-120ドル
郊外
オウンルーム 150-180ドル
ルームシェア 2人部屋 120-130ドル
田舎(観光地、語学学校があるような場所)
オウンルーム 150-180ドル
ルームシェア 2人部屋 110-150ドル
(光熱費、インターネット全て込みの1週間での値段です。入居する前にしっかりと家賃に全て含まれているか確認しましょう。)
もちろん都市によって多少の誤差はありますがだいたいの目安としてこれを基準にしてくれれば良いと思います。
シェアハウスの探し方
シェアハウスの探し方は大きく分けて3つになります。ネット、紹介、町の情報掲示板の3通りです。
田舎に行くと、ネットでの情報が少なくなるので、町の情報掲示板を見てみると見つかることがあります。だいたい大きなスーパーの横などにありますが、まずは町に着いたら探して見ましょう。家だけではなく、求人情報なども見つかることがありますよ。
しかし1番はやはりネットで探すのが主流となります。
・Gumtree オーストラリアで最大の情報掲示板で、家探し、仕事探し、モノの売り買い全てここで集めれます。
・日豪プレス 日本人ワーホリの味方、オーストラリアの日本企業で日本語でオーストラリアの情報を集めれます
英語がまだ不安で日本人がいるところが良いと思うなら日豪プレスがオススメです。外国人の中で生活したいと思うならgumtree一択になります。
検索の仕方は簡単です。まずはユーザー登録を済ませましょう。
次に左上のカテゴリーでreal estate を選択し,右上でロケーションを設定しましょう。検索ワードを打ち込むと無駄に検索範囲が狭まるので僕はいつもカテゴリーだけ選んで検索ワードは空白にしてます。
検索一覧が出るので自分の気になるものを選び。
詳細を確認しましょう。ログインしておくと、相手の電話番号を表示することができ、直接連絡が取れます。Gumtreeを通してメールを出来るのですが、確認されず返信がこないことの方が多いです。なので、日本出発前に家を探すとかではない限り直接連絡を取りましょう。電話が苦手でもメッセージで送ればいいので心配しなくて大丈夫です。
あとは予定を合わせて家を訪問し、気に入れば入居という流れになります。
シェアハウス探しで最低限、知っておくべき英単語と例文
rent/家賃
bond/保証金 通常家賃の2週間分を先に払います。ものを壊したりした場合ここから引かれますが何も問題なければ退居時に返金されます。
inspection/見学
bill/光熱費、水道代 all bills are included などと記載されています。
furnish/家具が完備されている House is fully furnished などと記載されています。家具がない場合はUnfurnishedと書かれています。
minimum stay/最低滞在期間 家によって違うので長く住むつもりがなければしっかりと確認しましょう。 how long is the minimum stay?と聞きましょう。
per week/1週間ごと 150p/wなどと記載されていますが週150ドルと意味になります。
availabe on/入居開始 abvailable on 10th may だと5月10日から可能ということになります。
例文
このあとは日程を決めて相手の住所を確認して、google mapで行くだけです。
よく長文で最初のメールを送る人がいますが、すでに入居する人が決定していたりして、返信が返ってこなかったり断られることはたくさんあります。最初はシンプルに部屋がまだ空いているか確認するだけで問題ありません。きっと家探しの時には何通もメールを送ることになると思うので返信がこないところに長文を丁寧に書いても無駄な労力になるだけです。
あとは返信が来たところに対して、わからないことや気になるところを質問していきましょう。メールでも構いませんが、僕は基本的に下見に行った時に直接聞くようにしています。その時の対応や話し方でオーナーや家の雰囲気を1番感じ取れるからです。メールを親切に返してくれる人はほとんどの場合親切な方が多いのですが意外とメールをしている最中に他の人に決まってしまったなんてこともあります。
田舎に行くと、募集自体が少なくて、早く決めないと他の人に取られてしまったりするのですぐにアポイントをとって見にいくことを心がけていました。
シェアハウスで気をつけること
日本ではあまり馴染みのないシェアハウスなので不安なこともたくさんあると思います。無駄にハウスメイトやオーナーと揉めないように気をつける点をいくつか並べておきます。
ハウスルールを確認しよう。
家によって決まれられたルールがあります。掃除当番が決まっていたり、パーティーが禁止だったりするので入居時にちゃんと確認しましょう。
異性でのシェアハウスもあるので嫌なら女性限定の家を探そう
異性とのシェアハウスはこちらでは一般的です。その場合1人部屋があるので危険ことは基本的にはないですが、恐らく女性ならではの悩みや言葉も違う海外の男性と住むことに抵抗のある人や日本の親御さんが心配するケースもあると思います。その場合女性限定の家もたくさんあるのでそちらに住むようにしましょう。1人部屋があっても洗濯機、トイレ、シャワールームは共有なことが多いので抵抗がある女性も多いのではと思います。
bondはしっかり返してもらおう。
退居時に破損などの問題がなければ基本的にbondは返却してもらえますが、これで結構揉める人が多いみたいです。そのためにも最低何日前に退居予定を知らせるか。最低滞在期間は何日なのかをしっかり確認し、退居時には部屋の中を一緒に確認してもらい、その場でbondを返してもらうことが理想です。1週間待っても振り込まれてなければ催促をして、それでも払ってもらえなかったら警察に行くと言いましょう。そこまで言えば基本的に大丈夫だとおもいます。
文化の違う人たちと共に生活するということ
異文化の人と暮らすというのは、時には大変こともあります。パーティ好きな外国人はおかまい無しに音楽ガンガンかけて騒ぐこともありますし、基本的に日本人よりガサツなので使ったものは使いっぱなしだったり、時差の違いで夜中に家族と大声で話すなんてこともあります。ストレスを溜めないためにもしっかりと自分の意見や不満は直接伝えるようにしましょう。向こうは思ったことは直接口に出して伝える文化なのでそのことで関係が悪くなることはありません。逆に日本のように空気を読んで改善してくれることはないので伝えない限りそれが続きます。どうしても改善されずストレスが溜まる家ならすぐに引っ越しましょう。こっちでシェアハウスを移ることは普通のことなので、環境を変えたかったり、いま住んでいる家より条件の良い家を見つければ移るのをお勧めします。
いかがでしたか?
いざシェアハウスを始めるぞ!と意気込んでもなかなか見つからないこともあるので出来る限り早めに探し始めましょう。
僕自身、良いシェアハウスを見つけることができ、英語環境の中で、シェアメイトたちと旅行にでかけたり、部屋を真っ暗にしてホラー映画を友人たちと毛布に包まって見たり、お互いの服をチェックしあってパーティーに出かけ、一緒に帰って来たり、たくさんの思い出ができました。
皆さんもきっと良いシェアハウスが見つかるので諦めずにたくさん探しましょう!
したっけ!!
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