広い世界を見るのだ。

北海道札幌市出身。大学在学中にオーストラリアで2年間のワーホリを経験し、広い世界で自分らしく生きたいと思いオーストラリアへ移住を決意。現在、調理の勉強をしながら永住を目指している。誰よりも英語を喋れなかった自分だからこその英語学習のアドバイスを中心にオーストラリアの情報を発信する。

日本でタトゥーを入れるべきではない5つの理由

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どうも。オーストラリア在住のなおきです。

オーストラリアに住んでいるとタトゥーは当たり前に見ますし、日本でも本当に徐々にではありますが、若い世代の人たちが入れ始めているのを見かけていました。

 

日本人のタトゥーに対しての3通りの意見に別れると思います。

・タトゥーを入れる行為自体に嫌悪感を抱く完璧反対派

・タトゥーを入れることに罪悪感がなく、かっこいいと思うが自分は入れるつもりはない中立派

・日本は時代遅れだ。タトゥー彫ったよ。肯定派

 

 

ちなみに僕は中立派でたまにカッケーなって思うときもありますが、入れるつもりは全くありません。だから他人が彫っていること自体に嫌悪感は抱きませし、もしも好きになった人がタトゥーをすでに彫ってたりしてもさほど気にしないと思います。どんな過去を持っているのとは気になると思いますが笑

 

けど日本でタトゥーを入れることは大反対派です。

 

それはやはり社会的逆境が多すぎるからです。

 

 

僕が思う日本でタトゥーを入れるべきではない5の理由

 

 

1.文化は簡単には変わらないから

 

 

 

そもそも、日本ではこれほどまでにタトゥーを受け付けていない理由として暴力団の刺青が最も大きな理由だと思います。

日本では、刺青は反社会の人たちの証であり、一般人に対してその刺青そのものが恐怖や嫌悪感を抱かせるものであり、同じ彫り物であるタトゥーを刺青と同じようなものとして認識しているからです。

 

反社会的なものの証として認識している一般的な日本人と

海外のようにファッションの一部として認識している若い世代

 

でタトゥーに対する価値観はまるで違います。

 

しかし日本の歴史を辿れば、刺青というものは江戸時代に罪人の証として、罪人が彫られていたものが刺青です。

つまり日本ではただの嫌悪感だけではなく、文化、歴史の一部として彫り物を受け入れていないのです。

 

 

日本では彫り物自体に不快感を抱いてるのは歴史があり、文化であり、文化が変わるということは並大抵なことではありません。

 

この先何十年は今と同じような社会的な逆境が待っていることを理解する必要があります。

 

 

 

2.温泉、プールなどに行けないから

 

 

これはもう言わずと知れた、大きな理由ですね。

北海道民の温泉好きの僕からしたら、温泉に入れないなんて考えたくもありません。

 

温泉やプールなんて行かないからいいよ。なんて思ってる方もいるかもしれませんが、将来の自分の子供や奥さんが行きたいと行って一緒に行けなかったり、一緒に入れなかったりするって悲しくありませんか?

 

 

3.普通の就職が難しくなる

 

日本ではタトゥー入れてるだけで普通の仕事につくのに苦労します。

 

見えないところに彫ってればバレることはないかもしれませんが万が一何かの拍子や、噂で見つかった時には、クビになるなんてことも普通にあります。

 

公務員は絶対無理でしょうし、銀行員などの堅い職種もアウトでしょう。

 

見えるところに万が一彫っていた場合、まずそもそも採用なんてされることはないでしょう。

 

 

 

 

4.結婚にも影響する

 

 

若い時に入れてると、こんなこと考えないかもしれませんが仮に将来の奥さんがそれを受け入れてくれたとしても、相手の親御さんはどうでしょう?相手の親戚はどうでしょう?逆に相手が彫っていた場合、自分の両親はどうでしょう?結婚は家族間での話で、当人同士が問題なくても、両親に反対されることは必ずあります。

 

 

そしてタトゥーに強い不快感を抱いてる割合は確実に若い僕らの世代よりも親の世代の方が多いことを理解する必要があります。

 

 

 

5.偏見の目で見られる

 

 

日本でタトゥーは一般的ではないというのが日本の常識であり、それでも彫る人は良くも悪くも一般人と価値観が違うと思います。

 

本当にアートとして好きな人もいると思いますが、

普通の就職ができないという事実を考えると、やはり割合でいえば一般的な生活をしている人よりも夜の仕事や、自営業または一般企業とあまり関わりのない人たちが彫っていることが多いのが事実です。

 

もちろんそれには、ヤンキーや裏社会に近い人たちも含まれます。

そのような人たちがもしも犯罪をおかしたり、街で喧嘩や素行の悪いことをした場合、大衆は

 

タトゥーを彫っている=問題を起こす=悪い人

 

というレッテルを貼ってしまうです。

 

タトゥーを彫るということは自分自身がそうでなくても同じように大衆からは一括りにされ、タトゥーを彫っているだけで偏見の目で見られるとことは日本でタトゥーが本当に受け入れられるまでは変わることのない事実です。

 

 

まとめ

 

いつか日本でもタトゥーが受け入れられる日は来るかもしれません。

しかし今、現在この受け入れてない日本社会でファッション感覚でタトゥーを入れることは僕は反対で、若さで勢いで簡単に入れることだけはやめた方が良いと思います。

 

 

タトゥーを消すのにはお金もかかるし、傷も残ります。仲の良い外国人も消すのに相当苦労したし、本当にばかだったと後悔しています。

 

それでもタトゥーをアートとして入れたいという人は、その後の人生のリスクも全て受け入れる覚悟を持ってタトゥーを彫ってほしいと思います。

 

その覚悟も持ってタトゥーを入れて活動していく人たちが将来の日本にタトゥー文化を浸透させていくと信じています。

 

 

したっけ!!!!!

 

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