広い世界を見るのだ。

北海道札幌市出身。大学在学中にオーストラリアで2年間のワーホリを経験し、広い世界で自分らしく生きたいと思いオーストラリアへ移住を決意。現在、調理の勉強をしながら永住を目指している。誰よりも英語を喋れなかった自分だからこその英語学習のアドバイスを中心にオーストラリアの情報を発信する。

オーストラリアのワーホリでローカルの仕事ゲットする方法。

 どこで働いてるの?

ローカルのカフェだよ。ジャパレスだけどオーナーがオージーのところ。

こんな会話を聞いたことある、したことある日本人ワーホリってすごく多いんじゃないんですか?ワーホリ中にローカルのお店で働いてるって一種のステータスみたくなってるところあると思うんですよ。勝手な偏見ですけど。

けど現実にローカルで働くといい事はいっぱいあります。時給が高い、ネイティブや英語のうまい外国人に囲まれるから英語が伸びる、誇れる。笑

 

この記事はあくまで英語中級者程度の人がなんとかしてローカルの仕事に就くための実体験を元にしたアドバイスです。

 

 

僕のオーストラリアでの職歴と時給

 

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ワーホリ中に働いていたBistro C



今現在はフッシュ&チップスのお店とドミノピザで働いており、ちょうど先日、パブでのキッチンの仕事も採用されましたがワイナリーのレストランで働きたいので3つの仕事はかけ持てないのでそちらはお断りしました。過去ワーホリ中も含め長く働いた場所と時給です。

 

ジャパレス 21ドル

ローカルレストラン 22ドル

ホテルの清掃 出来高制でしたが時給換算したら 30ドル弱

ドミノピザ 25.5ドル カジュアル採用のため時給が高め

フィッシュ&チップス 15ドル キャッシュジョブ

 

ジャパレスとローカルレストランは土曜日1.25 日曜日 1.5 祝日 2倍

ドミノ 土曜日 1.5 日曜日 1.75  祝日 2.2倍

フィッシュ&チップスはキャッシュジョブなので一律15ドルです

 

オーストラリアではカジュアルで採用してもらえるとお給料が通常より高く設定されているみたいです。このポジションは忙しいピークの時間だけ手伝って帰ると行ったポジションなので長い時間働く事はできませんし、お店が閑散期に入ればろくにシフトには入れてもらえない、有給もつかないなどのリスクがあるからみたいです。

 

学生ビザで週20時間しか働けない僕にとってはありがたい限りです。

 

友人、知人、ツテは最大限に生かそう

 

オーストラリアで仕事を得る方法は大きく分けて3種類

・求人を見つけてネットで応募

・直接店に出向いて履歴書を手配りする

・紹介

 

この3つが主流ですがワーホリでは主に手配りか紹介です。今回はその紹介について。オーストラリアでは、企業でも、サービス業でも紹介で仕事に就くと言う方法はとても主流です。ワーホリをしていれば基本的に周りには留学生かワーホリが多くなると思いますが、やはりその人たちは長くは滞在しません。その入れ替わりのタイミングで仕事を譲ってもらうのは本当に大切です。近々、帰国するなんて話を聞いたらすぐに仕事譲ってくれるように交渉しましょう。また、店側も求人を出す手間も省けるし、信頼している従業員が紹介してくれる人ならばと親切に対応してくれることも多いです。また店側も誰か友人で仕事探している人いないかと求人を出さずに探すケースも良くあります。

 

こちらでは横の繋がりが強いので、ちゃんと仕事を探していることを周りに伝えて、何かあれば紹介してねとしっかり伝えておくことが重要です。当たり前のことなのですが仕事ほしいと言うだけで意外と周りに相談してない人は結構います。

 

 

ローカルの仕事が欲しいなら小さい町に行こう

 

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現在働いているフィッシュ&チップスのお店

大きな街の方が働く場所もあるし、仕事が見つかるんじゃと思うかもしれませんが、同じくらい仕事を探している人は多いんです。ワーホリ、留学生はもちろん、現地人もです。大きい街はそれだけ人が溢れかえっており、もちろんその大半が英語がネイティブもしくはそれに近い人たちです。

しかし田舎の観光地という場所は常に人不足です。これは世界中どこでもそうです。日本でもそうです。ニセコや宮崎のホテルでも常に人は不足しており、働いてくれる人がいるならば誰でもいいから雇用したいというのが本音です。

オーストラリアでも、田舎の人不足は深刻で空きさえあれば働かせてもらえます。

 

そして人の入れ替わりも激しいです。オーナーやレギュラーで働いてる人以外、留学生やバックパッカー、ワーホリなどでアルバイトを雇っているので、突然人がやめて空きができたなんてこともたくさんあります。先週僕が言ったら今は探していないと言われたのに、友達が次の週行ったら採用されたなんてこともあります。

 

観光地でハイシーズン直前なんて1日で3つ仕事ゲットした人もいました。僕も現在、1週間半で3つのローカルのお仕事の採用をいただきました。

 

 

履歴書を見直そう

特別なスキルがある人たちはそれをアピールすればいいのですが、例えば美容師、調理師など。問題はそういった専門性がない人たちがおしゃれなカフェで働きたい!仕事はなんでもいいから良い給料で働きたい!英語力は足りないけど、伸ばすためにネイティブと人たちと働きたい!と言った人たちへのアドバイスです。

 

昔語学学校でこんなワーホリの女性に出会ったことがあります。日本で有名大学を卒業し、会計士として、5年ほどキャリアを積み、そのキャリアを僕が見たこともない難しい英単語でズラーッとびっしり書いた履歴書を持っていました。しかし英語は初心者なので現地企業に就活するわけではなくカフェでの仕事を探していました。

たまたまその人と語学学校の仕事を探す講座みたいなクラスで一緒になり、来たばかりで英語が理解できなかった女性に先生の通訳を頼まれたことがあります。

その時先生が言った言葉を要約すると、

 

『君が素晴らしいキャリアを持っている事はわかったけど、この履歴書はゴミ箱に投げてください。君がカフェで働きたいなら、カフェで働いていた履歴書を作りなさい。キッチンで働きたいならキッチンで働いていた履歴書を。ウェイターならウェイターの履歴書を。オーストラリアではワーホリの人たちを育てる気は一切なく即戦力だけを求めているから。けど逆に対した役割も求めていないのが現実だから。理由は6ヶ月間しか法律で働けないから、育てる時間もなければ重要な仕事を任せることもできない。あとはその人の能力次第だけどね。だから君に必要なのはどれだけ即戦力に見えるか自分をプレゼンして、トライアルをゲットする事。そこでベストを尽くす。』

 

と言っていました。正直これは僕自身、自分でやっていた方法なのですが現地のオーストラリアの先生が履歴書で嘘をかけとはっきり言うことには驚きました。

英語が得意な人や経験がある人は正攻法で行ってください。だいたいそのような人たちは諦めなければ必ずゲットできます。

基本的にはオーストラリアでは

履歴書を手配りする→トライアルをゲットする→採用される。という流れになります。

こっちでは普通に仕事をクビにされる事はあります。が!!向こうも人間です。

一度、採用して一生懸命仕事している人を簡単にクビにはしません。

つまり採用されてしまえばこっちの勝ちです。あとは歯を食いしばって続けるだけです。

トライアルは対した事はしません。基本的にこれやってっと、仕事を振られてやるだけです。テキパキ一生懸命やって次は何しますか!ってやっとけば大丈夫です。トライアルをすると言う事は向こうも誰か必要としているわけですから相当のことがないと落ちません。

つまり1番重要な事はトライアルをゲットすると言う事なのです。

トライアルをゲットするためには履歴書で振り向かせるしかありません。嘘の履歴書で採用されてもそこで問題なく働ければ、そこで働けるだけの能力があるということなので気にする事は何もありません。

 

外国人はみんな例外なく当たり前にこれをやっています。周りで英語も下手で、経験もないのにローカルで働いている留学生っていませんか?彼らはみんな同じようなことをして仕事を得てます。実際、採用する側もそんなこと承知の上だったり、気にもしていないのが現実です。

 

日本人からしたら嘘をつくなんて。と思うのが普通ですが、やはり現実は英語も苦手で経験もないのにローカルで働くのはそんなに簡単ではありません。僕自身始めの頃は正直に仕事探しをしていましたがブリスベンでローカルの仕事を見つけれず、お金が底をつき、結局ジャパレスで働いていました。

 

後ろめたさがあるなら、採用されてから頑張って履歴書に書いていた能力を身につければ辞めるときには嘘も現実に変わっていますよ。

 

 

1番大事なこと。オーナーと直接、話そう

 

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さっきのこととは少し矛盾しますが向こうが誰かを必要としているときは正直履歴書なんてどうでもいいです。

先ほども述べたとおり、向こうが必要としているのは対した能力を求めているわけではないが即戦力で働ける人たちです。キッチンなら最初任させれるのなんて揚げ物系か、仕込みで野菜とか早く切れるかとかそんなもんです。ウェイターならオーダー取れてオーダー運べれば十分です。それをできるかどうかとビザと電話番号をチェックする程度しか履歴書なんてチェックしていません。ただ、何人分もの履歴書があれば少しでも経験をある人を採用したいのも事実なのでさっきの履歴書の話も大事です。

 

しかし、今までのどんな話より大事なことはオーナーと直接話すことです。オーナーとは採用を決定する人のことを言ってます。キッチンならヘッドシェフ、ウェイターならホールマネージャー、小さいショップならばオーナー。とにかく責任者と話すことです。

よく責任者不在で履歴書渡しておくね。なんてよく言われますが後日連絡くる可能性なんてほとんどありません。それなら責任者と話せる日時を確認して、後日改めて来た方が可能性は絶対あります。向こうが人手を必要としているタイミングで責任者と話せて上手く英語でコミュニケーションを取れれば100%トライアルはゲットできます

履歴書が何枚も事務所に積まれているのに、その日たまたま店に来た人を採用している姿は何十回も見て来ました。これは確実に断言できます。オーストラリア人はハイレベルなボジションでなければ、履歴書なんかより、タイミングで人を採用します。

 

そのタイミングを逃さないためにも断られても何回でも足を運ぶべきです。実際にいまのフィッシュ&チップスでも最初オーナーが不在でした。しかし、ちょうどオーナーが人を探しているから必ず電話すると言われて、履歴書を渡すが1週間連絡なし。また出向くとまたオーナーが不在で同じ人が対応してくれて同じ会話を繰り返す。翌日また出向きやっとオーナーと対面。しかし今ちょっとわからないから待ってくれ。来週連絡すると言われて、それならその日にこっちから出向くからいつ来ればいいかと、色々話しているうちに、今週の週末から働くようにその場で言われた。

 

ワーホリ中仕事が決まるのは8割は運とタイミングです。諦めずに何度も出向きましょう。

 

最後に、嫌な仕事でもとりあえず働いてみよう

 

英語力がなくてもローカルで働ける代表として皿洗いがあります。チャンスがあるなら絶対働くべきです。だれかの穴埋めでキッチンハンドを手伝うことがあってそのままキッチンの仕事に変わることもありますし、働いてる間に英語力が上がってウエイターになれることもあります。希望さえ伝えておけば、バーテンやバリスタとして仕事を学ぶ機会も必ずあります。少なからず、他のポジションで人手が必要になったときに1番に名乗りをあげれますし、そこで長く働いてる分だけ、周りに同僚は優しくフォローしてくれます。

何より、良いお給料と英語環境は必ずゲットできます。

 

 

いかがでしたか?

英語も自信なくて、未経験でローカルの環境に飛び込むのは相当勇気がいりますし、苦労の方が多いです。しかしやはり苦労の分だけ成長することも事実です。英語が喋れないからと諦めてジャパレスだけで働かず、勇気を持ってローカルにも挑戦し見ませんか?

 

したっけ!!

 

 

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